鳥居は神聖な場所である神域への「門」です。本殿から奥の院までの参道にある朱で彩色された赤鳥居が二筋に平行して続きます。赤い色は耕作に適した春の暖かさや、明るく正しい陽気を招くと考えられました。また、希望や生命の躍動を表現しています。鳥居を奉納する習慣は願い事が「通る」「通った」という祈願と感謝の意味から江戸時代に広まったとされています。