お守りの効果的な持ち方を種類別に解説!正しい持ち方・置き方・保管・処分方法も

お守り 神社 コラム

お寺や神社に参拝した後、記念として授かるお守りは日本人の生活にとても身近な縁起物です。

お守りの持ち方や保管場所は人によって様々ですが、「どこに付けるのが正しいのか?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。

本記事では、お守りの効果的な持ち方・身につけ方を種類ごとに解説。家で保管する場合の置き方や、処分方法についても詳しくご紹介します。

神社のお焚き上げ_お焚き上げ

近くに、お守りを返納できる神社・お寺がない!
でも、古いお守りを早く手放したい…

そんな方におすすめなのが、「神社のお焚き上げ」サービスです。

神社のお焚き上げなら、お守りを封筒に入れて神社に送るだけ。
日本三大稲荷の一つに数えられる祐徳稲荷神社で、最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしてもらうことができます。

神社のお焚き上げ の特徴・メリット
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寺社への持ち込みが面倒な方、今すぐ古いお守りを手放したい方はぜひ活用してみてください。

お守りは「常に身に付ける」のが最も効果的

小さいお守り

お守りの効果が最も得られる持ち方は、常に大切に持ち歩くことです。
お守りは厄除けとしての役割もあるため、日頃から持ち歩くことで、身に降りかかる厄災を軽減することができます。

お守りを持ち歩く際は、なるべく心臓の近くで持つと良いと言われており、最善の身につけ方は、お守りに紐をつけて首からかけて持ち歩く方法です。

しかし、実際には首から下げて持ち歩くことは難しいかと思いますので、胸ポケットなど目に入るところに付けると良いでしょう。

 

お守りのNGな持ち方・扱い方

暗く密閉された場所に置く

お守りは神仏の分身と考えられているため、そのご利益を預かるためには、丁重に扱うことが大切です。

お守りを机や棚の引き出しなどの奥底に仕舞い込んで、そのまま忘れてしまったことはありませんか?
目の触れないところで忘れ去られてしまったお守りからはご利益をいただくことはありませんので注意しましょう。

乱暴に扱う・汚す

お守りを乱暴に扱ったり、汚したりすることは、=神仏を冒涜することになってしまいます。

昔から神仏を大切にしなければ、バチが当たるといわれます。ご利益を受けるはずのお守りから、逆にバチが当たらないように、大切に扱うことを心得てください。

 

【種類別】お守りの効果的な持ち方・身に付け方

恋愛・縁結びのお守り

縁結びのお守りには、恋愛成就、良縁祈願、夫婦円満などがあります。

恋愛成就は、恋愛に関する願い事に、良縁祈願は、良いパートナーに出会いたい時に、そして夫婦円満は、夫婦の仲の円満が続くことを願うものです。

目に入るところにつけておくという意味で、よく使うバッグ、スマフォや鍵につけて持ち歩いてください。

「目立つ場所に置いておくのは恥ずかしい」という方は、鞄の中のポケットに入れたり、スケジュール帳に挟むなど、なるべく自分の目につきやすい場所に入れて持ち歩くようにしましょう。

 

学業のお守り

学業のお守りには、合格祈願と学業成就があります。
合格祈願は、受験で志望校に合格するために、または資格試験などに合格するためのお守り。学業成就は、テストでの成功や成績向上など学業の目標達成を願うお守りです。

学業のお守りは、普段から学業のために使っているランドセルや鞄、筆箱につけて持ち歩くようにしましょう。

 

金運・出世のお守り

金運のお守りは、収入アップや貯金、資産運用の成功を祈願するものです。
金運や仕事運を高めたい人には商売繁盛や財産上昇、千客万来のお守りもあります。他にも出世を願う出世成功や、昇格昇進のお守りがあります。

金運のお守りはお財布に入れるのが最も効果的と言われています。

出世成功のお守りは、スーツやシャツの胸ポケットに忍ばせると良いでしょう。
身につけるのが難しい場合は、書斎や事務所のワークデスクに置くのも吉です。

 

安全祈願のお守り

安全祈願には、家内安全や交通安全があります。

交通安全祈願のお守りは無事故を祈願するものです。安全に車を運転する事を祈るイメージが強いのですが、安全に通勤・通学や旅行ができるようにという意味もあります。

交通安全のお守りは、車のルームミラーにぶら下げたり、車やバイクのカギに着けたりします。子ども用には、通学用のランドセルやカバンに付けます。

家内安全のお守りは、家族が元気で幸せにいられることを願うもので、火災や水難、家族内のトラブルなどにも、お守りのご利益が得られます。
家のことですので、普段家族の目につく所、または神棚に飾っておくことも良いとされます。

 

健康のお守り

健康のお守りには、健康祈願、無病息災、病気平癒、そして長寿祈願があります。

健康祈願は、病気にかかることなく毎日健康に過ごせること、無病息災は、病気になったり怪我をしりしないように祈願するもの、病気平癒は、病気や怪我の治癒、回復を願うもの、長寿祈願:健康で長生きができるように願うものです。

健康に関係することなので、常に肌身離さず持ち歩くのがおすすめですので、常に持ち歩くバッグやポーチにつけましょう。

 

子ども・安産のお守り

子ども・安産のお守りには、子宝祈願や安産祈願があります。

子宝祈願のお守りは、夫婦の間に子宝を授かれるように祈願するもの、安産祈願のお守りは、妊婦さんが無事に出産できるように祈願するものです。

子宝のお守りは、常に持ち歩くバッグやポーチにつけたり、服のポケットに入れるのがおすすめです。
安産のお守りは、腹帯に入れたり、母子手帳に入れて持ち運ぶと良いでしょう。

 

厄除けのお守り

厄除けに関するお守りには、厄除けの他に開運除災のお守りもあります。

厄除けのお守りは、年齢で訪れる「前厄・本厄・後厄」を無事に乗り越え、平穏な日常のために役を遠ざけてもらうよう祈願するものです。

開運除災のお守りは、​​運気の良くない年に運気を上昇させ、災難・不幸を取り除くものです。

厄除けのお守りもまた肌身離さず身につけることで、厄を回避し、災難が訪れないようにしてくれるので、外出するときはジャケットの内ポケットに入れたり、バッグや財布などに入れて常に持ち歩きましょう。

 

お守りを複数持っていても大丈夫?

お守り

お守りには沢山の種類があります。
同時に色々叶えたい願い事がある場合、お守りを複数持ちたいと思いますよね。

「お守りを複数持つと神様や仏様が喧嘩して効果がなくなる」という噂話もありますが、神様や仏様は、祈りを捧げた人、信者をお守りする存在ですので、そのようなことはありません。

神社本庁のHPでは以下のように説明されています。

お神札やお守りをたくさんもっていると心配してしまうのが、神さま同士がケンカしてしまうのでは、ということ。

でも、大丈夫です。八百万神という言葉があるように、日本には多くの神さまがいらっしゃいます。神さまは、それぞれの御神徳をもって、協力して私たちを守ってくださるのです。

引用:お神札、お守りについて | 神社本庁

大切なことは、複数のお守りを身につけるときも、感謝の気持ちを忘れずに、粗末に扱わないように心がけることです。

 

お守りを家で保管する場合

お守りは常に身近に持ち歩くことが理想的ですが、家で保管することもできます。
家で保管する際の置き方や注意点をご説明します。

神棚に置く

神棚

お守りは神様の依り代ですので、家に置く場合は、お札同様に神棚に祀るのが最も良いとされます。 ​​

お願い事のお守りという意味から、お寺でもらったお守りも神棚でも良いとも言われています。
明るい清潔な場所に置く
神棚がない場合は、明るく清潔な場所を選んでください。

神様は、穢れを嫌い、清浄を好みます。できれば、神棚同様に太陽が昇る東や、明るい日差しが差し込む南向きに置くことが良いとされます。

目線よりも高い位置に置く

お守りは神様の分身ですので、敬意を表し、見下すことのないよう、自分の目線よりできるだけ高い位置に置くようにしましょう。
棚やタンスといった背の高い家具の上などがおすすめです。

人通りの激しい玄関や廊下、湿気の多い水回り付近は避けるようにしましょう。

 

お守りの有効期限、返納のタイミング

納札所

お守りの効力が発揮される期間は約1年と言われています。
そのため、初詣で授かったお守りは翌年の初詣の際に返納するようにしましょう。

お守りには厄除けとしての役割もあるので、1年間が経過すると悪い気が溜まりやすいと考えられています。

合格祈願や安産祈願など、目的がはっきりしているお守りの場合、その願いが叶い役割を終えたタイミングで神様へのお礼参りに参拝し、返納しましょう。

人からもらったお守りなど、思い入れがあり手放したくない場合は、古いお守りを持ち続けても特に問題はありません。気持ちの整理がついてから返納しましょう。

 

お守りの処分方法

授かった寺社に返納する

神社

授かってから1年が経過したお守り、願いが叶い務めを果たしたお守りは、授かった神社やお寺へ返納することが基本です。感謝の気持ちを込めお参りをした後に、返納してください。

寺社ではお守りを返すためのスペースが設けられています。神社では古神札納め所(または古神札納所、古神符納所など)、お寺では納札所と呼ばれます。

返納されたお守りは、神職または僧侶によってお祈りの後、お焚き上げされます。
お焚き上げとは、お守りや御札を火で燃やし、天にお還しする儀式です。

お守りの返納は無料の寺社がほとんどですが、お賽銭で神様への感謝の気持ちを示すと良いでしょう。

遠方で直接返納ができない場合は、同じ宗教・宗派の寺社に返納しましょう。中には郵送での返納を受け付けている寺社もあります。

 

お守りを送るだけ「神社のお焚き上げ」がおすすめ

神社のお焚き上げ

お守りは授かった神社やお寺へ返納することが基本ですが、人からもらったり、旅行先で授かったお守りなど、返納が困難な場合もあるでしょう。

そんな時におすすめなのが、祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)が行なっているお焚き上げサービス「神社のお焚き上げ」サービスです。

「神社のお焚き上げ」では、全国どこからでも、いつでもスマホで簡単にお焚き上げを依頼でき、お品を封筒(または箱)に詰めて神社に送るだけで、最短一ヶ月で供養・お焚き上げしてもらえます。

申し込み〜供養の手順は以下の通り。

  1. サイトから「お焚き上げキット」を購入する
  2. お焚き上げキットが自宅に届く
  3. お守りを詰めて神社に送る
  4. 神社で供養・お焚き上げを実施
  5. お焚き上げ完了後、「お焚き上げ証明書」と「ご祈祷動画」がメール(または郵送)で届く

キットはお品の種類やサイズに合わせて様々な種類が用意されており、お守りなど小さなお品には「レタータイプ」のキット(1,980円〜)がおすすめです。

お守り以外にも、人形など大きめのお品を複数お焚き上げしたい方には「ボックスタイプ」のキット(7,480円〜)がおすすめ。

いずれのキットも個数制限はなく、規定サイズ内ならいくつでもお焚き上げしてもらえるので、お守り以外にお焚き上げしたいものがある方は、一緒に入れて送りましょう。

宗教・宗派の異なる寺社のお守りもお焚き上げしてもらえるので、神社やお寺に直接返納に行けない、自宅に古いお守りが溜まっているという方はぜひ活用してみてください。

神社のお焚き上げ_お焚き上げ

 

「どんど焼き」に持ち込む

どんど焼き

お正月を過ぎた小正月(1月15日頃)には、全国各地の神社・お寺などで「どんと焼き(左義長)」が開催されます。

元々は、お正月飾りの松飾りやしめ縄を積み上げて燃やし、1年の無病息災や五穀豊穣を祈るお焚き上げ行事として行われていましたが、開催場所によってはお守りも受け付けている場合があります。

寺社によっては自社のもののみを受け付けるところもありますので、事前に確認に確認しましょう。

どんど焼きに持ち込む際、お焚き上げは無料の場合がほとんどですが、賽銭箱があるときは気持ちの額だけお賽銭を入れると良いでしょう。

 

自治体のごみ収集に出す

神社・お寺への返納が難しい場合は、可燃ごみとして自治体のゴミ収集に出して捨てるという選択肢もあります。
ごみとして処分する際には、必ず自治体のルールに従って処分してください。

しかし、ご利益を授かるためのお守りを乱雑に処分することは、縁起の悪い行いとなりますので、あまりおすすめできません。

神社・お寺へ返納に行けない、どんど焼きに行きそびれた、古いお守りが自宅に溜まっている、という場合は、スマホからいつでも申し込める「神社のお焚き上げ」サービスの利用を検討しましょう。

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